この記事では、 「経理を始めたいけど何から手をつければいいかわからない」 という方に向けて、基本的な会計処理を3つにまとめて解説します。
「売上ってどう記録するの?」「経費はどうやって仕分けるの?」という疑問がある方でも、この記事を読めば明日から実践できる知識が手に入ります!
1. 売上を理解しよう!
まず、売上には「売上高」と「売掛金」という2つの概念があります。この違いを知っておくことが、正しい記帳の第一歩です。
売上高と売掛金の違い
売上の取引は、「お金を受け取ったかどうか」 で「売上高」か「売掛金」かが決まります。
【例】取引のケース
- 現金で受け取った場合
→ 決済が完了しているため「売上高」として記録します。
(例)現金500円で売上:
- 現金:500円
- 売上高:500円 - カードやQR決済の場合
→ まだお金が振り込まれていないため「売掛金」として記録します。
(例)カード決済500円:
- 売掛金:500円
- 売上高:500円
振り込まれた際に、以下の記帳が必要:
- 普通預金:500円
- 売掛金:500円
売掛金の注意点
売掛金がある場合、取引を2回記録する必要があります(売上の発生時と入金時)。このため、少し複雑になりがちです。便利な会計ソフトを使うことで、自動的に仕分けが可能になるので初心者にもおすすめです。
2. 経費を正しく仕分けしよう!
仕事で使ったお金を「経費」として記録することは節税の基本です。ただし、経費を正しく仕分けするためには、各項目(勘定科目)を知る必要があります。
【よく使う経費の項目】
以下は、経費として使う頻度が高い項目とその内容です:
- 消耗品費
→ 10万円未満、または使用期間が1年未満の物品(例:文房具、プリンタインク、10万円以下のパソコンなど) - 減価償却費
→ 10万円以上の物品(例:高額なパソコンや設備)
※ 青色申告なら30万円まで一括計上可能です。 - 地代家賃
→ 事務所や店舗、駐車場の賃料 - 水道光熱費
→ 電気代、ガス代、水道代 - 通信費
→ ネット代、電話代、郵便料金 - 交際費
→ 取引先との接待費、飲食代、贈答品費用 - 広告宣伝費
→ 名刺、広告、看板、チラシ作成費 - 旅費交通費
→ 電車代、バス代、タクシー代などの移動費用 - 福利厚生費
→ 社内イベントや従業員向けの福利厚生費用 - 租税公課
→ 事業税、自動車税、消費税など
【領収書の登録方法】
領収書をもらったら、どの項目に当てはまるかを考えて仕分けします。勘定科目がわからない場合は、「○○ 勘定科目」と検索すると、適切な項目がすぐに見つかるので安心です。
3. 入力ミスを防ぐために確認しよう!
経理を始めたばかりの頃は、記録ミスが多くなりがちです。月次で確認を行い、ズレがないかチェックする習慣をつけましょう。
確認ポイント
- 月次推移をチェック
家賃や給料など、大きな変動がないはずの項目を確認しましょう。急激に数字が増減していれば、登録ミスの可能性があります。 - 現金残高の確認
現金がマイナスになっていないか確認します。マイナスになっている場合は、過去の取引をさかのぼってチェックしてください。 - タグ付けを細かくする
入力時に取引内容をタグ付けしておくと、後から確認しやすくなり、ミスが発見しやすくなります。
まとめ:初めての会計処理で押さえるべき3つのポイント
- 売上の記録
- 売上高と売掛金を理解し、記録を正しく分ける。
- 会計ソフトを使うと便利! - 経費の仕分け
- 勘定科目を覚え、適切に経費を記録する。
- 領収書をもとに正確に仕分け。 - ミスを防ぐ確認作業
- 月次推移や現金残高を定期的に確認。
- タグ付けを活用してミスを発見しやすくする。
会計ソフトを活用すれば、初心者でも簡単に経理作業を始めることができます。「経理が苦手」「数字が得意じゃない」という方でも、今回のポイントを押さえればスムーズに進められるはずです。